あらすじ
濱田亮は小学生の時、両親とキャンプに行ったその先で不思議な石を発見した。それは声ならぬ声で自分の頭の中に語り掛け、呼んでいるようだった。
大人達の誰もその声を聞けず、キャンプから石を持ち帰った亮は、友達である楢崎真理亜、豊垣播磨、三尾雫を招く。すると彼らも、声ならぬ声が石の中から聞こえると答えた。
何かあると確信した彼らは石の表面を砕く。すると、中から水晶のような石が露出した。その石の中で、小さなシーラカンスが泳いでいた。
知識を求めるシーラカンスは自分のことを【キッカ】と呼べ、と告げる。
それから時は流れ、四人が高校二年生になった頃。
既にキッカの持つ知識は膨大に蓄積され、学術的な専門知識を得るに至り始めていた。
自分達の教えていない知識をどう得ているのか、キッカの目的は何なのか。
疑問に思い、次第に不安を抱き始める四人。超能力を駆使して遠い場所に居る人間からの知識までも吸収し始めたキッカ。
やがて、奇妙な病が広がり始めて...
筆者が紡ぐ、渾身の青春SF。