あらすじ
「守るよ、何からも。大切な大切な、君のこと」
名家の令息令嬢が通う普通科と、普通科の生徒に付き従うガード達が通うクラス……通称・Gクラスが併設された私立春篠学園。
ボディーガードたるもの、本性は秘めていて当然?
お嬢様に付き従う彼らは、それぞれ見えない場所に『己の本性』を隠しているようで……
お嬢様は俺の表と裏、どちらの顔がお好みで?
ウラオモテ、イリミダレ
ボディーガード×お嬢様オムニバス短編集。
【case 1 ペット/狂犬】
一樹(かずき)はフワフワ可愛い『ショタ男子』
ボディーガードなんて性格的に向いてないのに、私の幼馴染ってだけでずっと私のボディーガードにつけられてきた。
だけどその本性は……
【case 2 冷徹/溺愛】
藤波高人(ふじなみ・たかと)
完全無欠・完璧超人。そんな言葉がこれ以上に似合う人物を、わたくしは他に知らない。
だけどわたくしは、そんな己の付き人……『氷の貴公子』が、誰よりも怖くて仕方がなかった。
そんなわたくしは、高人さんの目を逃れて『気晴らし』に出掛けたのだけれど……
【case 3 チャラ男/優等生】
世の中は、不公平だ。
頑張ったら頑張っただけ報われるならば、あたしにこんなチャラッチャラで不真面目なガードが割り当てられるはずがない。
「だからさぁー、もっと仲良くしよーよ、カヤちん!」
「……っ! 馴れ馴れしくするなっ!!」
深海裕二(ふかみ・ゆうじ)
モデルにして社長代行、さらに女子高生までやらなければならなくなったあたしは、必要に迫られて学園からボディガードを借り受けたけれども……