あらすじ
王都に突如現れるダンジョンを討伐するため、王に仕える召喚士ミシェルは、日々モンスターを召喚していた。
しかし、次第にダンジョンの魔物は強大化し、ミシェルのモンスターでは太刀打ちできなくなる。窮地に陥った王国は、ミシェルに「勇者」の召喚を命令する。
天寿を全うすることを唯一の目的とするミシェルは、王の命令に従うフリをしつつ、ある策略を巡らせていた。それは、マナ消費量の少ない「勇者適性の低い人間」を召喚し、余ったマナを自身の力に変えるというものだった。
これは、英雄を望まない一人の召喚士が辿り着く、救いと孤独の物語である。