あらすじ
聖女メルティナは、何度も死に戻り、断罪の場を繰り返している。
いわれなき罪に問われ、辺境へ追放が決まるメルティナ。だがそれは、国王マルケスが隣国と秘密裏に交わした取り引きの果てに辿り着く、メルティナにとって地獄への入口だった。
幾度も繰り返された生と死のループ。しかし十回目の人生は、少しだけ様子が違っていた。これまで降っていなかった雨が降っている……雨は運命の軌道を変え、彼女のもとに頼もしい相棒をもたらした。青ガエルのアズだ。
礼儀正しく紳士な相棒と、メルティナはささやかな日々を重ねるが、突如現れた黒髪に金の瞳をした青年に命を奪われてしまう。
それでも歪んだ刻は止まらない。メルティナはもう一度アズに出会える日を夢に見ながら、終わらないループを繰り返した。
そうして迎えた〈十三回目〉。断罪の場に、思わぬ人物が現れる。それは、十回目でメルティナとアズの命を奪ったあの青年だった。
彼は告げる――「あなたをわたしの妻にしたい」と。
♡タイトルは表向きに付けてあります。第一章終了時に真タイトルが明らかになるので、ぜひそこまで読んでキュンとしてほしいです。
♡悲劇のヒロインではありますが、メインストーリーは復讐や下剋上ではなく、ラブ(ちょっとだけコメ)ストーリーです
※ヒロインが性的に搾取される過去の描写があります。