あらすじ

【第14回角川つばさ文庫小説賞向けあらすじのため、最終章までのネタバレ有り】  親の過干渉に苦しむアヤカは、謎の男スズキに誘われ、少年カケルと共に不思議な空間『イケブクロ』に迷い込む。二人はカフェ「sumica」を営む女性スミカに助けられ、カフェの常連であるミュージシャンのナガシマ、無口なミヨシと出会う。カケルはミヨシとのやりとりで、親に虐待されたトラウマが呼び起こされ苦しむが、「ざまあみろナイフ」という武器を手に入れる。  カフェで過ごしていると、スズキが現れ、スミカの亡き夫の姿をとる。苦痛を与えられたスミカは涙ながらに過去を語る。  アヤカはナガシマの歌に勇気づけられ、脱出方法を自ら考え、「もうやめてソード」を手に入れる。  翌日、皆で脱出について話し合うが、スミカは迷いを見せ、ミヨシは自分は脱出できないと告げて去る。ミヨシはスミカをカフェの外に連れ出し、長年の想いを告白する。一方、ナガシマはアヤカとカケルに自らの悩みを打ち明け、「変わるんだボウ」を手に入れる。  再度スズキが現れ、アヤカたちは別空間に閉じ込められる。アヤカは「もうやめてソード」で母親とのへその緒を断ち切り、脱出する。ナガシマも続くが、カケルは呼びかけに応えず自ら命を絶とうとする。その時、戻ってきたスミカがカケルを守ろうとして「ありがとうシールド」が出現する。  アヤカ、カケル、ナガシマはスズキと戦うことを決意する。スミカもカケルを現実世界で守ることを誓い参戦する。皆の危機を見たミヨシも、死と向き合い「幸せだアックス」を得て加勢する。全員の力でスズキを弱体化させ、脱出に成功する。  現実に戻ったアヤカはイケブクロでの記憶を失うが、母親に自分の気持ちを伝えた瞬間に記憶を取り戻す。その後、皆で池袋に集まり、かつて滞在した「sumica」で再会する。一方、ミヨシは70年前に戻る。彼は自己への自信の無さから解放され、本当の自由を得て天に召される。  真の自由を手に入れた彼らは、もう停滞に縛られることはなかった。

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カクヨム
カクヨム2025/08/18
  • 現在の作品永遠の夏休みが終わるとき