あらすじ

BでLな、よくある王道的な男子校に季節外れの転校生が来る話です。 主人公総受けの予定で進めて行く次第です。 3/23 閲覧・コメント・スターありがとうございます。 3/25語呂悪かったのでタイトル変更しました。 *** 「断る! 俺は絶対に引き受けない」 男は言葉を放ち、眉根を寄せた。 目の前には椅子に腰掛け紅茶を啜る少女が一人。緩く巻かれた綺麗なブロンドをピンクのリボンで束ね、レースで縁どりされた白色のワンピースを来ているこの少女は、天から舞い降りた女神なのではないかと錯覚させる魅力を持っていた。 少女は返ってくる答えを元々知っていたかのように、なんの反応を見せないまま微笑む。 「ええ。お兄様ならそう言うと思っておりましたわ」 「ならさっさと部屋に戻れ。俺はやらなければならない課題があるんだ」 「まあ、お兄様。その課題ならとっくに終わらせておいででしょう? 私、ちゃんと知ってますのよ」 「……ちっ」 部屋に帰らせるための嘘をまんまと見破られ男は舌を鳴らす。少女はくふくふと笑い、男と目を合わせる。きらりと緑色の瞳が光った。 「それにね、まだ私の話は終わってませんわ。続きがありますの」 「……話せ」 「うふふ。私ね、お兄様が断るの分かっていたから、ある人にお願いしましたの」 「ある人? ……て、まさか」 「ええ。お兄様の思い浮かべた方で間違いないでしょう」 男は喉の奥で呻いた。してやられた。少女の言う“ある人”は、男にとって逆らえない人物だからであった。 「それじゃあ、お兄様。私は読みたい書物があるので戻りますわ。……いいお返事、期待してますね」 微笑みを崩さないまま、少女は優雅に立ち上がり近くに控えていたメイドを連れ立って部屋を出ていく。扉を閉める直前に放たれた言葉に、眼を細める。奴のことだ。面白がって了承するに決まっている。つまりーーー。 ポケットに入っていたスマートフォンが振動する。相手はタイムリーなことに奴だった。 書かれていた文は、ただ一言。 『明日の朝イチで俺んちに集合な』 男は深い溜め息を吐き出し、素早く返信を打ち込む。 『イエッサー、ボス』 ーーーつまり、逃げ場はない。強制参加ということだ。 男の脳裏で奴と少女の不敵な高笑いしている姿が過ぎった。 *** 本編へGO→→→

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エブリスタ
エブリスタ2017/03/21
  • 現在の作品※彼を敵にするのはお辞めください。