あらすじ
「ゆうさん以外は信じるな」
そう電話越しに言い残して糸湖の父親は死んだ。警察は事故死だと断定したが糸湖は他殺ではないかと疑っていた。
そして父親の死後から二週間、糸湖は何者かに狙われ始める。それは民俗学者だった父の死と関係があるのだろうか?
何の変哲もない日々を過ごして来た糸湖を襲う狂気。
そこに現れる彼らは敵か味方か?
【落花流水太茫々(らっかりゅうすいただぼうぼう)】
「茫々」は、果てしなく流れて行く様。花が散り落ちて、それが川に流されて行く光景。転じて、無心に、流れに逆らわず身を任せて生きよ、との寓意。
【知足(ちそく)】
足るを知る。満足することを知る、の意。
どこまで手に入れればその欲がおさまるのか、を知っていなければ、器以上のものを注ぎ込んで破綻してしまう。
【獨歩丹霄(たんしょうにどっぽす)】
夕焼け空の下をひとりで歩いて行く。精神が何にもとらわれず自由な状態にあること。
これから来る暗闇を恐れない心は、星辰を見つめていて朝焼けを知っているのだろう。
『禅語』(文・石井ゆかり 写真・井上博道/パイインターナショナル)より抜粋
◆私的キャスティング◆
個人的に映像があった方が想像しやすいので考えてみました(現実逃避の産物)。
糸湖・・・・・飯豊まりえ
義一郎・・・・小林薫
祐貴・・・・・坂口健太郎
蓮・・・・・・加藤清史郎
リュックの男・斎藤工
桜羽芙弥香・・藤原紀香
和久井・・・・中尾彬
泉美・・・・・吉岡里帆
山田巡査長・・柄本時生
源さん・・・・小日向文世
連載開始 2019/10/27