あらすじ

十二歳の夏に仇討ちを完遂した──妖だった母を殺した父に仇討ちを果たした少年・松月又兵衛は「親殺しの糞又」とあだ名され、村八分に遭っていた。  ある時、村で疫病「虎狼痢」が蔓延。糞便を垂れ流すその病に罹らなかったのは、皮肉にも、糞又──又兵衛であった。  食い物を探して神社に忍び込んだ彼はそこで神主の親切を受け、己がこの世に祝福を受けた存在と知り、人助けをするために剣を役立てることを誓う。  数年後、十八になった又兵衛改め、宵村剋舟(よいむらこくしゅう)は、港町・澪崎に向かう道中にあった。  藩を抜け浪人の身に窶していたが、彼はなるべく多くの悪を切り、悪に食い物にされる者を助けるために、剣の腕を磨いてきたのだった。  澪崎にいくには手形がいるが、一浪人にそんなものを手に入れる伝手などない。どこぞの坊主にでも頼み込んで、用意してもらうしかないか──。  そんなある時、彼は不思議な浪人・辰巳荒鱗(たつみこうりん)という男と出会う。奇妙な魅力と温かい人柄を持ったその男は、手形に関しては当てがあるといい、剋舟に共闘を持ちかけるが……?  和深暦一八七八年、武技天下花開く織田幕府の世、二人の浪人が一つの時代を駆け抜ける痛快サムライ・バディアクション──開幕! ※AI不使用 完全人力・個人制作 ※特定の思想や行動を賛美、示唆、賞賛、弾圧、否定する意図・企図するつもりはありません ※フィクション作品、ナンセンスなエンタメとして消費してください

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