あらすじ
時が止まればいいのに。
そう思っていたスキル無しのモブの少年時坂省吾は、ある日ダンジョンの外で機械仕掛けの獣に襲われに襲われる。
命からがら逃げだす祥吾だったが、そこは彼の願いが皮肉な形で叶ったかのような、時間が完全に停止した街だった。
動けるのは祥吾と獣のみ。絶望的な状況で獣に追い詰められ、満身創痍になった祥吾は、死を覚悟する。
しかし、その時、「メフィストフェレス」と名乗る謎の声が響き、「貴方の物語は、今、始まる」と告げるのだった。
そして繰り返される現実と悪夢、その中で祥吾は妹からひとつの懐中時計をもらう。
そこに宿っていたのは、一人の少女。
機械仕掛けの悪魔、メフィストフェレス――そう名乗る彼女は祥吾に告げる。
「あなたの妹には、時間がありません」
そして祥吾を取り巻く世界はさらに異変を生じていく。
ダンジョンが現れた現代日本で、ダンジョン発生以前から戦っていた異能者と魔物、そしてダンジョン以降の【スキル持ち】たちる
彼らが繰り広げる戦いの中で、今――ただのモブの少年と、機械仕掛けの悪魔の少女。
二人の戦いが、始まる。