あらすじ

ーー死にゆく男は、火ん内に生きた証を残すんせ そう言って、少女の父は行方不明になった。彼女に残されたのは、たった一冊の日記帳だった。 「炎鬼」と呼ばれる化物により、火を使えなくなった人々。そんな彼らに、竜という高位な種族が、「ヒシュ」と呼ばれる木の実を与えた。その木の実は火を生み出すことができ、それによって人々は冬を過ごせるようになったーーはずだった。 竜と兄弟の契りを結んだ「竜の兄弟」。彼らは差別されている存在であり、それは飛べない子竜、トモシというと契りを結んだ少女、さゆもまた例外ではなかった。 さゆは歴史に残る大物になる、という夢を、トモシは大空を飛ぶという夢を叶えるため、二人は修練に明け暮れていた。 そんな中、さゆたちは不審な火事に遭遇する。 そこで、本来なら現れるはずのない炎鬼を目の当たりにしてしまう。 ヒシュにも異変が見られ始め、同時期に花街で小火騒ぎが多発する。 それは火を巡る異変の前兆に過ぎなかった。 火の異変の手がかりは、さゆのもらった一冊の日記帳だった。 ヒシュを、この国の火を守るため、少女たちは戦いに身を投じていくことになる。 ※毎週(水曜日)と日曜日に投稿します。(水曜日にはしばらく更新しません) ※題名を変更しました。旧:飛べない竜の灯火守り

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小説を読もう2025/03/09
  • 現在の作品火を守り継ぐ者