あらすじ
燃え盛る大坂城で自害した淀殿の記憶を持って、公爵令嬢に生まれたシャーロット。前世の反省から、男にも権力にも頼らず、自らの手で安寧を築くことを固く決意する。
そんな矢先、婚約者の第二王子から突きつけられたのは、身に覚えのない罪による婚約破棄。だが、それは彼女にとって好機でしかなかった。
「慰謝料は、誰もが不要とする泥濘の辺境領地で結構ですわ」
前世で豊臣家が培った治水、商業、文化の知識を武器に、悪役令嬢と蔑まれた少女は、絶望の地で女領主として立ち上がる!
これは、炎の記憶に囚われた悪女が、信頼できる仲間たちと共に、誰にも奪われることのない「自分だけの城」を築き上げる物語。