あらすじ
人類が宇宙の様々な惑星を開拓する時代。
惑星開拓公社に所属する若きエリート、星山満(ほしやま みちる)の仕事は、未開拓の星で発見される希少な異星生物を「絶滅危惧種」に指定し、保護・管理すること。
その冷静沈着な仕事ぶりから『静かなる仕事の鬼』と呼ばれる彼だが、その仮面の下には、誰にも言えない秘密が隠されていた。
──彼は、常人の理解を超えた重度の『美食家』だったのである。
彼の目には、保護すべき希少生物が、極上の食材(メインディッシュ)にしか見えないのだ。
『保護しなければ』という公務員としての使命感と、『一口でいいから食べてみたい』という抑えきれない食欲との間で、彼は日々葛藤する。
そして、彼は閃いてしまった。
「そうだ、増やせばいいんだ。合法的に食べられるようになるまで、増やして増やして増やしまくれば、それはもう立派な『保護活動』じゃないか!」
これは、食欲という名の探究心が、周囲に多大な勘違いを振りまきながら、やがて宇宙を救う(かもしれない)、前代未聞のSF(スペースフード)・ギャグコメディ!
さあ、あなたも未知の味(エイリアン)を、ご賞味あれ。