あらすじ
嫁の実家は壊れていた。父親はおらず、子供のことはほったらかし、家事もろくにしなければ、警察のやっかいになったこともある。そのごみ屋敷に一人佇む少女こそが、現在結婚9年目になる俺の嫁、和葉である。
和葉は今でこそ快活な一児の母であるが、当時の荒んだ様相を知っている身として、そして夫として、彼女をもう深淵には沈めない。この幸せを守るのが一家の主の責務だ。
────目が覚めると木々生い茂る林の中にいた。見覚えもなく、足取りがおぼつかないままに散策していると、1人の少女に出会う。その少女は娘にそっくりで、それでいてどこか違っている。
確証を得るには十分だった。ここは30年前の地元、彼女は当時7歳の嫁、そして目の前に立つのはすべての元凶、お義母さんだったのだ。
※旧旧題:ジェネレーションタイム(わかりやすいタイトルにしました)
※旧題:俺(35)と愛する嫁(7)と家庭崩壊(別サイトにて、タイトルが怖いとご意見いただきましたので、変えてみました)
※あらすじを2回変えましたが内容は同じです。悪あがきです。