あらすじ
完結しました。
◆幼い王女ディアナは、陰謀に巻き込まれ、生きるために剣を手に取った。
小さなその手を握ったのは、妖精の魂を持つ少年だった。
長い初恋のはじまりは、唐突な別れで終わりを告げる。
「あの子がいない。どこへ行ったんだ」
やがて男装したディアナは、やさぐれた彼に再会する。二人は互いに、相手の正体に気づかない。
喧嘩をしながらも距離を縮めていく。
「着替え中だぞ!入ってくるな!」
「俺たち男同士だろ。何を怒ってるんだ」
そんな二人の関係は、三つの国の争いを交え、こじれていく。
騎士は姫に忠誠を誓い、魔法使いは手を差し伸べた。
敵国の姫は彼女を愛し、世界は彼女の敵に回った。
これは守るために戦う王女と、彼女を救いたい青年のお話。
こじらせた初恋と、冠が選んだ運命の物語。
(2021/2/23題名の一部を変更しました。)
※2020/3/14 四章の青年が表記ずれしていたので、鹿耳のシドに変更しました。話の流れには影響ありません。