あらすじ

約14坪の小さな服屋。 その店のオーナーは服を洋服という言葉でまとめることを嫌う。 「服とは洋だけではない。」 これは彼の持論の一つである。 故に彼の店は、「着る物屋」と呼ぶ。 また、着る物屋という意味には彼のある特殊な力の秘密に、深く直結することからもきていた。 常に前衛的な彼は、事あるごとに厄介事に首を突っ込み、小さな火種を山火事ほどの大炎上へと変える。 結局自分一人ではどうしようもなくなるこの男には、常に事態を鎮静化させる役目の部下二人の影があるのだった。 ある日、彼等三人はこの小さな店に訪れる一人の客によって、一つの事件に巻き込まれていく。 幾多にも絡み合う人間関係。誰と誰が繋がり、誰が糸を引くのか。全てにおいてその偶然とも必然とも思える出会いに、三人の運命の歯車は急速に噛み合わせを強くしていくのであった。

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エブリスタ
エブリスタ2009/04/22
  • 現在の作品着る物屋 リアルクローズ