あらすじ
ボランティアで自殺防止ホットラインの相談員をしていた主人公。
ある日、電話をかけてきたのは、とある女子中学生だった。
彼女が語り出したのは、突拍子もないけれど切実な悩み。
思わず相談員は「創作」という逃げ道と可能性について話してしまう。
──ほんの思いつきのつもりだった。
けれどその言葉は、少女の心に火を灯し、やがて社会を揺るがす大事へと発展していく。
言葉が人を救うのか、それとも追い詰めるのか。
やがて「相談」は、相談員自身の人生をも巻き込んでいくことに──。
これは、ひとつの電話から始まる風刺的ヒューマンドラマ。
ちょっとシリアスで、どこかコミカルな、創作と現実の境目の物語。