あらすじ

かつて、大神は滅びに瀕した惑星を十の可能性に分けた。 そのうちの一つを選んだのは、女神。 「ダンジョンがあふれ、崩壊と断章が支配する未来」 選ばれた惑星は、滅びを回避した──ように見えた。 だが、各国の神殿には“残り108年”と記された寿命蝋が灯る。 この世界は、静かに終わりへ向かっていた。 そんな中、ひとりの少女が転移を果たす。 彼女は「踏襲者(とうしゅうしゃ)」として、灯の欠片を拾い歩く。 ダンジョンの最奥で、断章に触れ、灯を揺らし、 そのたびに世界は――0.87日、寿命が延びる。 彼女の名は、ちび佐和子。 紅茶が好きで、忘れっぽい。でも世界を延命している。 神でもなく、英雄でもなく。 ただ、探索のために―― これは、灯を拾う少女と、煩悩に沈んだ世界の物語。 踏襲が完了した時、108の煩悩が浄化されたなら―― この星は、もう一度生きていいと言えるのだろうか。

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小説を読もう2025/08/16
  • 現在の作品煩悩108の異世界で、踏襲少女は紅茶とともに世界を救う