あらすじ
『異世界転生?上等だ!元自衛官のトラック野郎、時速120km召喚で無双する』
「待っていたのは聖剣じゃない。見慣れた愛車の運転席だった――」
ごく普通のトラック運転手、鏡山 純(かがみやま じゅん)。
元陸上自衛官というちょっと変わった経歴を持つ彼を襲ったのは、あまりにも理不尽で、ちょっとマヌケな事故死。
目を覚ました彼に、ふざけた女神が授けたユニークスキルは…【トラックスマッシュ】!?
「剣と魔法の世界?……悪いが、こっちはディーゼルエンジンだ」
騎士が駆る軍馬の横を、唸りを上げて駆け抜ける10トンの巨体。
押し寄せるゴブリンの群れは、"討伐"するのではなく"轢き潰す"!
強大なドラゴンのブレスも、分厚い城壁も、「時速120kmの高速召喚」という物理法則の暴力の前では等しく無意味!
人々は彼を畏怖と尊敬を込めてこう呼ぶ。
――鋼鉄の獣を操る、謎の勇者様、と。
しかし、当の本人はそんな噂もどこ吹く風。
トラックに完備された快適な寝床で惰眠をむさぼり、シャワーを浴びて、今日も考えるのは晩ごはんのこと。
「ゴブリン肉は鶏肉っぽい。次はオークを試してみるか…」
彼の常識は、異世界の非常識!
国を追われた美しき騎士団長は、彼に"理想の正義"を追い求め、
抜け目のない商人たちは、その"規格外の輸送能力"に目を輝かせる。
彼が走った後には、道が出来る!
これは、聖剣も魔法も持たない、一人のたくましきトラック野郎が、異世界を気ままにドライブし、時に人助け(と食材調達)をしながら、知らぬ間に伝説になっていく物語。
痛快・爽快・ときどき飯テロ!?
前代未聞の"異世界トラック無双譚"、いざ、発進!