あらすじ
アトラス大陸――魔獣と戦いながら生きる人々の世界。
その中で「回復魔法」は聖女の血筋にのみ許された奇跡だった。だが、辺境の少年レオは、誰にも知られてはならないその力を宿してしまう。もし知られれば、異端として処刑。
さらに彼には、もう一つの特異性があった。通常は全身にしか使えない魔力収斂を、部位ごとに集中できる唯一の才能。それは身体を壊し、同時に治すことで、戦場において無尽の力を振るう術となる。
――師の死、仲間との別離、そして迫る聖庁の影。
少年は名を残すことなく、やがて勇者に並ぶ最強へと至る。
これは「知られざる英雄」の物語。