あらすじ
かつて大陸を統べたゼルヴィア大帝国が、突如現れた〈魔女〉という災厄に滅ぼされた。
異形でありながら、辛うじて"少女"の形をとるそれらは、既存の生物全てに害をなす瘴気を撒き散らし、時に〈魔法〉と呼ばれる、街そのものを消滅させるほどの異能を振るった。
生き残った人類は帝国全盛の三分の一。混乱の只中、辺境の小国アルメシアは、ある一体の魔女の生け捕りに成功する。非人道的な実験の果てに、その“核”を少女へ移植する――かくして誕生したのが、魔女の力を使って魔女を狩る最強の兵士〈サレフ〉だった。
長く壮絶な戦いの末、感情を閉ざした〈サレフ〉の少女ユーリは、純粋無垢な新入りエマと出会い、忘れていた痛みと温度を少しずつ取り戻していく――