あらすじ

町を歩き、呼吸や声、店先の音や匂いを「風紋」として描き続ける青年・海斗。彼が描くのは、地図には載らない町の息づかいだった。ある日、元都市計画技師の老人と出会い、二人は町の縫い目を探すように歩き出す。祭りの喧騒、公園の静けさ、そこに宿る祈り――風の地図は、人の暮らしと記憶を結び、やがて町そのものの姿を浮かび上がらせる。見えないものを描くことで、人はどこへ帰り着くのか。静かで温かな余韻を残す物語。

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カクヨム
カクヨム2025/08/16
  • 現在の作品風紋地図