あらすじ
☆☆☆☆☆
自然災害、原発爆発、戦争。
私は幼くて、無力で何も出来ない、誰かを救ったり助けたりすることなんて出来ない。
こんな私が精一杯頑張れることをやったって、そんなものは塵屑のような、あってもなくても同じようなもの。
誰かどうか助けて。
この世界を見捨てないで。
私は生きているのに生きていないよう。
― ただただ光が、欲しかった。
☆☆☆☆☆
かなり昔に書いたものです。
他サイトからの転載に、かなり手を加えた物です。
震災、原発事故、火事、津波、戦争、などの光景や描写などをにおわせるような表現があります。
苦手な方は観覧にはお気をつけ下さい。
残酷な描写、シーンなどは極力避けました。
めちゃくちゃ薄めてあります。
少女の心理的な表現が中心の物語です。
戦争っぽい雰囲気と、舞台が震災と津波により原発の爆発してしまった町であると言うことを混ぜたのには理由があります。日本は世界で唯一の「戦争で原子爆弾」を墜とされた「被爆国」だからです。(もちろん原子爆弾の実験により被爆してしまった国や土地は他にも数多くありますが)
それでも、「原子力発電所」と言う物を作り、人の手には負えない「原子力」を使うことを選びました。
確かにそれは必要でした。
何も目立つ産業などなく貧しい村、町でした。原子力発電所が出来たことによって、男たちは冬に出稼ぎに遠くへ行くことがなくなり、家族そろって暮らせるようになった町でした。
なので、私は賛成派でも反対派でもありません。
ただ、もしも日本にある原発が福島以外でも爆発してしまったとしたら。
そして、再び戦争が繰り返される事態となったのであれば。
たくさんの「どうして?」が渦巻く世界で、小さな少女が見た、ただの夢のひと時。
現実世界とは違う世界のお話として書いています。
読んでしまった後の批判などは受け付けかねます。
必要なタグがついていなかったり、間違えたタグがついていたら大変申し訳ありません。
色々調べたのですがわからずで。
東日本大震災及び原発事故のあったあの当時、そうしてその後も、そして今でも、様々な形で手を差し伸べてくださっている方々へ、本当に、心からの感謝を。
私の心残りである、戻ることの出来なくなってしまった故郷に、置き去りにすることしかできなかった、大切な家族である飼い犬に捧げたく想い、書いた作品となります。