あらすじ
クラウス・フィツェックは、幼い頃、戦争で家族を失った。彼は、敵国の革命王、オーディン・マークスを憎んでいた。そして、オーディンの息子、エドゥアルドも。
そんなクラウスを、エドゥアルドは、仔犬のように慕ってくる。
オーディンの死後、宰相メトフェッセルは、その血筋を、エドゥアルドで終らせようとしていた。
「お前は孕むことはあるまい、クラウス。エドゥアルド王子に、いろいろなことを教えてやるがいい。女を抱こうという気を、金輪際起こさせぬほど、いろいろなことを」
だがクラウスには、命懸けで彼を守護するゲシェンク(魔物)、ギルベルトがついていた。
◆欧州革命と王政復古の時代の物語です。下敷きにした史実はありますが、全く違う世界のお話です。
◆「ムーンライト」からの転載ですが、最終章を全面的に書き直してあります。それに伴い、それ以前の章もあちこち修正してあります。
※表紙写真
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