あらすじ

「あなたは誰にも愛されていません。それでも生まれますか? 生まれませんか?」 その日、クラウドベイビーたちの???回目の15歳の誕生日が終わった。 仮想空間(ゆりかご)で15歳まで育てられたカナンは、コウノトリが迎えに来る日を待っていた。 15歳の誕生日、ようやく迎えに来たコウノトリは、一部のクラウドベイビーたちが80年間も仮想空間に閉じ込められていたと告げる。 すでにカナンの両親は、クラウドベイビーとゆりかごの所有権を放棄したと言うのだ。 そのうえ、仮想空間で何十年も同じ誕生日を過ごしていた。 そして、カナンは誰にも愛されていない現実世界に『生まれる』のか『生まれない』のか選択を迫られる。 赤毛の猫のアバターを使う女性。 生まれることを選んだ坊主頭の少女。 選ばないことを選んだ青髪の少年。 バグに体を蝕まれて死にたい老人。 遊園地に籠城するクラウドベイビーたち。 初めて手に入れた仮想空間での自由な生活で、カナンが出した答えとは。 【表紙画像:Adobe Stock】

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エブリスタ2023/06/12
  • 現在の作品クラウドベイビー 〜電子のゆりかご〜