あらすじ
元侯爵令嬢エリーズは、貧しい村で読み書きを教えながら静かに暮らしていた。
かつて彼女が虐げ、追放した婚約者リリアーナ――その女性こそが、村を救った“聖女”だったと知るまでは。
後悔に苛まれた彼女は、贖罪の旅に出る。
一方、王となったアルフレッドもまた、リリアーナを失った国が崩れゆく現実に直面していた。
魔物の侵攻、不作の連鎖……すべては、彼女が封印していた災厄だった。
贖罪の道を歩む二人が再び出会う時、それは「許し」を乞うためではない。
聖女が穏やかに暮らせる世界を守るためだった――。
これは、“ざまぁ”のその先を描く物語。
罪と共に生き、未来を紡ぐ、もう一つのカタルシス。