あらすじ
続編↓『烏は群れを成して劈く 第二部』
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テロにより傷痕深く残った世界で、彼らは己の意志で銃を握る。
誰かが決めたのではなく、自分で決めた決意の証。残酷な世界で生きていく勇気。
ある少年は世界の暴力を知った。
ある少女は不安に苛まれ続けた。
ある少女は優しさに壊された。
第Ⅰ部
日本IMIに所属する智和と瑠奈。ドイツIMIのララ・ローゼンハインと出会い、共にとある男を追い掛けるが――
第Ⅱ部
都市部にて失踪事件が相次いで発生。そんな中で大量殺人が行われた場所にあった監視カメラの映像には、瑠奈に酷似した少女が映っていた。
第Ⅲ部
二十年前。《7.12事件》最初の被害国である日本。内藤拓也は妻子を奪われた。彼の願望は次第に狂い、敵を憎み、国を憎み、自分を憎む。そして《7.12事件》の象徴でもあり、妻子の死に場所となった《進行不可区域》を憎むようになり――
誰も彼も、どこもかしこも、なにもかも、狂っている世界で生きるのだ。
故に烏は群れを成し、精一杯に鳴くのだ。
――この小説はフィクションです。作中に登場する人物、地名、機関名などは、現実とは一切関係ありません――