あらすじ

私立海潮(かいちょう)高校三年・高梨梨子(たかなし りこ)は、人前では笑える普通の女子高生──でも夜になると、硝子みたいに冷たく割れやすい何かが疼く。彼女は「夜」にだけ手紙を書く。それは誰にも渡らない、捨てられることを前提にした密かな告白集。 ある晩、梨子の「夜の手紙」を拾ったのは、転校生の葵(あおい)。葵は梨子の孤独を解体するように、優しく、そして執拗に近づいてくる。二人のやり取りは、やがて周囲の風景を変えていく──光を求めるのか、闇に沈むのか、選べないまま進む青春の終わりへ。

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小説を読もう2025/08/16
  • 現在の作品硝子の疼き — 夜がわたしを選ぶ時