あらすじ
シンディは大魔術師ハームズワースの屋敷で仕えるメイド。
いつも慌ただしいご主人様に振り回される日々の、ささやかな癒し(=安置)は屋敷によく出入りしている黒猫ミャオウだ。
「ああもうたくさん! この仕事辞めちゃおうかしら」
ストレスが限界に達したシンディへ、ミャオウが突然喋り始める。働き者のメイドには新しい安置が必要なんじゃないかと、ミャオウが勧めてきたのは商店街の裏路地にある喫茶グランヴィルだった。
定時きっかりに屋敷を飛び出したシンディが、喫茶グランヴィルで出会ったのは紳士的で物腰柔らかなイケメン店主アーリン。
アーリンはシンディの悩みや愚痴を聞くなり提案する──店の中では、自分がシンディの「執事」としてご奉仕しますと。
「ではいってらっしゃいませ、メイド様」
メイドだって誰だって、お仕事を頑張ったらご褒美がほしい!
持ちつ持たれつ、尽くし尽くされのちょっぴり不思議なスローライフ。
【登場キャラクター】
シンディ…主人公。大魔術師ハームズワースに雇われた住み込みメイド。
アーリン…喫茶グランヴィル店主。シンディの執事を名乗り出た青年。
ハームズワース…街いちばんの腕前と評判のお忙しい魔術師。
ミャオウ…ハームズワースの屋敷によく出入りしている喋る黒猫。