あらすじ

✧・゜: *✧・゜:*✧・゜: ✧・゜:✧・゜: *✧・゜:*✧・゜: ✧ とある世界。“始まりの神”の庭に生まれた命に、魂の欠片が落ちた。 ヴァイデンライヒ王国の国境沿いにある、山の麓の寒村。村人達は皆、茶色い髪に茶色い瞳。しかしその少女だけが白銀の髪に青銀の瞳。 少女は村長一家の虐待から家出をし、しばらく白い狐と山で暮らしていたが、ある日村人達に捕まって奴隷として売られてしまったところから物語は始まる。 少女には前世の記憶があった。決して幸せではない記憶。でも生きていくには申し分ない教訓。それは白い狐により、もたらされたもの。 どうして家族に恵まれず、愛に臆病なのか。どうして転生し、ここにいるのか。全てにはある理由があった。 少女は王国で出会った貴族達との触れ合いで少しずつ愛を知っていく。 だが彼らとは生きてきた常識も価値観も違う。敢えて空気を読まない不遜な少女は、前世の知識や信念を武器に波乱を巻き起こしていく。 少女の願いはただ、 『優しい人には、優しい世界』であって欲しいということ。 『善には善の、悪には悪の報いを』と願う。 「私は私の心に従う。邪魔をするならば容赦はしない。だからこれは……私の欲なの」 彼らは“小賢しい”とは思いつつも、少女の型破りな言動が物珍しく、目が離せなくなるのだった。 ◇◇◇ 平等じゃないんだ、この世界は。 優しくなんかない。 待っていても、いい子でいても、誰かが幸せをくれる訳じゃない。 だから欲しいなら手を伸ばさないといけないんだ。 このままでもいいなんて言うな。 欲しいと思うことは、決して悪いことではないんだ。 願いを言え。 ちゃんと欲しがれ。 烏滸がましいだなんて思うな。 生まれたくなかったと言うのなら、この世界に落とし前をつけさせてやれ。 どうせ生まれたのなら、人生を謳歌しろ。 そんなのは欲張りなんかじゃない。 それが人間というものだ。 だから、この手をとってくれ。 私を「愛している」と言ってくれ……ヴェローニカ。 ✧・゜: *✧・゜:*✧・゜: ✧・゜:✧・゜: *✧・゜:*✧・゜: ✧

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小説を読もう2024/04/29
  • 現在の作品異なる世界の旧約聖書〜転生少女は本当の愛をまだ知らない〜