あらすじ
『戦後八十年 十景抄』は、敗戦の焼け跡から令和の今日まで、日本が歩んできた八十年を十の短歌に刻んだ時代抄録です。
本作『戦後八十年 十景抄』は、昭和・平成・令和という三つの元号をまたぎ、日本が歩んだ戦後の八十年を十の時代区分で詠んだ短歌集です。
終戦の衝撃、復興の息吹、バブルの熱狂と崩壊、震災と再生、そしていまも続く感染症や国際情勢の不安——
一首ごとに、その時代を象徴する情景や空気をすくい取り、個人の記憶と社会の歩みを交差させています。
戦争は記憶となり、記憶は祈りとなる。
失われたもの、繋がれたもの、そのすべてを抱きしめて、「今を生きる」というささやかな平和の尊さを静かに問いかける十首を詠んで見ました。