あらすじ

日本各地に、ある日突然現れた異空間──『ダンジョン』。 その奥には牙と爪を持つ魔物、文明を跳ね上げる財宝、そして都市を丸ごと呑み込むほどの災厄が潜んでいた。 中でも最悪なのは、魔物が現実世界へ一斉に溢れ出す「スタンピード」。 街は瞬く間に機能を失い、数千人規模の死者が出る。 そんな危険と隣り合わせの世界で、人々を守るのは──命懸けで戦う“冒険者”たちだ。 持田大福《もちたわだいふく》、三十二歳。冒険者歴十年以上の年数だけは中堅。成績は平均以下。 生まれ持ったスキルは【強胃袋《モタレナイン》】──「どんなに食べすぎても胃もたれしない」という、どう考えても戦闘には使えないハズレ能力。 仕事は雑用寄り、稼ぎは食べ歩きに消え、日々満腹で眠るのが唯一の楽しみ。 だが、ある日。 十数年ぶりの大規模スタンピードに巻き込まれ、巨大な狼型モンスターに追い詰められる。 全身が恐怖で固まった瞬間── 「こんなところで死んでたまるか! お前に喰われるくらいなら俺が! 俺がお前を喰ってやるッ!!」 食への渇望、そしてそれを奪おとする激しい怒りが爆発し、本能のままモンスターの腕に噛みつき、その肉を無我夢中に喰らった。 次の瞬間── 【スキル《強胃袋》が進化しました──《暴食覇道》を獲得】 魔力ではなく“カロリー”を力の源に変え、食べた相手の力を取り込み成長する能力を手にした。 ラーメンも、ステーキも、魔物肉も──全部、戦闘力に変換される。 時に豪快に、時に美味しそうに、そして時に死線を越えて。 食欲を武器に、日本中のダンジョンを駆け抜ける“胃袋無双”アクション、ここに開幕!

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小説を読もう2025/08/15
  • 現在の作品カロリー is パワー! 食えば食うほど世界最強