あらすじ
かつてこの海は、美しく豊かな命のゆりかごだった。
けれど、人間の手によって汚され、命は減り、海は悲しみに染まっていく。
「救えたなら」と願い続けていた海の神は、ある時、海の中で命を失った小さな魂たちの願いを聞き届ける。
――「もっと、生きたかった」――
その願いに応えるように、海の神は彼らを“精霊”として生まれ変わらせた。
使命は「この海をきれいにし、命を守ること」――そう語られる。
けれどそれは、神の“本当の願い”ではなかった。
ただひとつの想いがそこにはあった。
「今度こそ、苦しみではなく“喜び”を知ってほしい」
「何気ない日々の中に、“生きている”と感じてほしい」
これは、悲しみを乗り越えた小さな命たちが
新しい姿で、世界と向き合い、やがて自分自身と「本当に大切だったもの」を見つけていく物語。
泡沫のように儚く、けれど確かに輝く、優しい“再生”と“共生”のファンタジー。
※不定期更新です。
※この作品には 暗い表現が含まれています。苦手な方はご注意ください。
『泡沫と共に』のストーリーの流れについてhttps://kakuyomu.jp/users/kohaku_Hi/news/16818792435766655951