あらすじ
放課後の高校。ボランティア心理カウンセラー部には、ギター片手に相談を歌にして返す男子・山崎がいる。
ある日訪れたのは、将来の夢が見つからず進路に悩む女子・美奈。
山崎は彼女の話を聞き、即興で「悩むことは夢に近づく証拠」「君はラッキーなんだ」と歌い励ます。
すると美奈は驚くべき行動に出る――ギターを奪い、返歌のように自分の気持ちを歌い出したのだ。
歌のラスト、美奈は微笑んで言う。「君の噂、聞いてたの。わたしとバンド組まない?」
白紙だった未来のページが、音を立てて描き始められる瞬間だった。