あらすじ
pixivのコンテスト用に書いたものになります。学生時に書いたものをベースに、コンテスト用にFantastic Youthさんの「決壊salvation」要素を取り入れました。
時を経て、今の私でまた彼女達を描けたことが嬉しかったです。
珍しくファンタジー。
珍しく、ちょっと長いです。(全10話)
是非、
お付き合いください。
*以下、ネタバレ含むあらすじになります。*
ある日。
シノの家の前に、彼が落ちていた。
一目見て、彼が『星の落とし子』ということが分かった。真っ白い髪。真っ白い肌。見たこともない服を着ている。
長く喋らない彼のことを、シノは『小雪』と名付けた。
小雪にはもっと沢山の知識や人との関わりが必要だ、と判断したシノは彼を学校へと導く。
そこで出会った知識、教員、友人に、月日の流れと共に次第に心が解されていく小雪。
そんなある日、担任のアランティアが城に来るようにと連絡を受けた。アランティア、小雪、シノの三人で城を目指すことになる。
また、かつて。
彼女達が居る星とは別の星では、小さな少年が二人、飢えの為に盗みを働きながら、ひっそりと生きていた。
名を、『ライト』と『ナイフ』と言う。
互いに付け合った名前だ。
二人はとてもよく似た身なりをしていた。真っ白い髪。真っ白い肌。貧しいところも。ーーー互いのことを救ってやれないところも。
貧しいながらも、二人は春夏秋冬と、廻る季節を共に過ごした。
(……………一人で生きて一人で死んでいくんだと、そう思っていた)
ささやかな、幸せ。
しかし、それも長くは続かなかった。
「……ごめんな、おれも……、お前のこと、……救ってやれなくて………」
また、違う星で。
二人の少年が共に生活をしていた。
一人の少年は、多くの人の命を奪った罪を背負い、
もう一人の少年は、その少年の罪を半分背負って、二人で生きていくことを誓った。
(必死に生きていくことをどうか、ひっそりと見守っていて欲しい。)
その願いを祈った時、
違う星ではまた、少女が彼らの幸せを、指を組んで祈っていた。
二人の知らないところで、
神様がそれを聴き届けたかのように、
星が流れた。
彼らの辿り着いた、答えとは?
星が流れた時、誰の幸せを祈るだろうかーーー…。