あらすじ
これは、天使(てんし)の輪(わ)を手(て)に入(い)れることを目指(めざ)す若(わか)い天使(てんし)リオラ(りおら)の物語(ものがたり)である。天使(てんし)の輪(わ)を持(も)つ天使(てんし)は真(しん)の主(しゅ)の従者(じゅうしゃ)になれるからだ。現在(げんざい)、彼女(かのじょ)はまだ見習(みなら)い天使(てんし)であり、天使(てんし)の輪(わ)を得(え)るための試練(しれん)に立(た)ち向(む)かう。リオラは人間界(にんげんかい)へ行(い)き、天使(てんし)の力(ちから)を持(も)たずに人間界(にんげんかい)で生活(せいかつ)しなければならない。人間(にんげん)が「力(ちから)」を得(え)るためには「主(しゅ)への信仰(しんこう)」が必要(ひつよう)なのと同(おな)じである。彼女(かのじょ)は斎藤大祐(さいとうだいすけ)という少年(しょうねん)の魂(たましい)を救(すく)おうとしている。ここでの「救(すく)う」とは、少年(しょうねん)を正(ただ)しい道(みち)へと導(みちび)くことを意味(いみ)し、大祐(だいすけ)は主(しゅ)への信仰(しんこう)を持(も)つ必要(ひつよう)がある。リオラはそれを受(う)け入(い)れ、人間界(にんげんかい)へ向(む)かいます。一方(いっぽう)、斎藤大祐(さいとうだいすけ)は幼(おさな)い頃(ころ)に母親(ははおや)が父親(ちちおや)の手(て)によって殺(ころ)されるのを目撃(もくげき)した人間(にんげん)の少年(しょうねん)。その後(ご)、彼(かれ)は一人(ひとり)で生(い)き、頼(たよ)れるのは自分(じぶん)だけだ。大祐(だいすけ)の心(こころ)には、彼自身(かれじしん)も気(き)づかない大(おお)きな傷(きず)がある。リオラは彼(かれ)を「救(すく)いたい」と思(おも)っているが、大祐(だいすけ)の近(ちか)くには「黒田(くろだ)」という名(な)の人間(にんげん)の姿(すがた)をした悪魔(あくま)がいる。リオラはこの任務(にんむ)を成功(せいこう)させることができるのか?そして大祐(だいすけ)は救(すく)われるのか?