あらすじ
娘を自動車事故で喪い、その加害者を同じく轢死させた高階朔(たかしな さく)は、死刑判決後の再審中にあり、衛生係として拘置所に従事していた。
同房には少年死刑囚に確定された天川透(あまがわ とおる)がおり、年若ながら虚構を映した瞳でたたずむ彼を気に掛け、趣味である短歌、『連歌』を通じ彼とささやかな交流をはかろうとする——。
BL要素あります。刑場が舞台のため、人間の罪深さを描いていますが、救いのなさ・後味の悪さのみを残すつもりはなく、最後は掬い上げてるつもりです。
囚人の処遇、量刑や裁判、自由度などが一般と異なり、多分にフィクションを含みますが、物語の世界観・都合上とお含み下さい。
超・妄想コンテスト「桜が嫌いな理由」出品作。
大幅加筆した完全版「塀のうちの字余り」https://estar.jp/novels/26097623 ※本作は完全版のネタバレを含みますのでご注意下さい。