あらすじ
殺されたくない一心で剣を振るい魔法を使っただけなのに、なぜか夫(仮)からの溺愛が始まる話。
強大な魔力量を持つ血筋であり、大魔法使いの一族の長子であるにも関わらず魔力を持たずに生まれてきたアリアストラ・ヴィレオン大公令嬢。
双子の妹であるフローラは強大な魔力を持って生まれたことで、アリアストラは家族から「家の恥」と虐げられて育った。
そんな姉妹が18歳を迎えた時。王命によりフローラの結婚相手が北部を統治する大魔法使い、フェリノス・ノア・エルヴノール大公令息に決まった。
だが、フローラは「寒いのだけは無理」という理由だけで容姿が瓜二つのアリアストラに身代わりに嫁げという。
王命に背く行為を強要され拒否権もなくフェリノスのもとへ嫁ぎに行くアリアストラだが、魔力がないことがバレ、婚姻は延期になる。家族から「アリアストラが望んで妹に成り代わった」ということになっており、実の父親から通報される始末。このまま役人に捕まれば死罪は免れない。
ヴィレオン家の格を守る為黙って言いなりになっていたが、殺されたくないのでもう虐げられるのはやめることにしたアリアストラ。
自分の身は自分で守るために騎士団の武器庫から剣を手に取った瞬間、アリアストラの体内から眩い光――〝魔力〟があふれだした。
シリアス……かと思いきやラブコメ!?
ロマンスファンタジー。