あらすじ
佐々木一義は引きこもっていた。成人式で久しぶりに会った友人全てに拒絶されて。自分の存在すらなかったかのようなその態度に彼は心を閉ざした。
社会を家の中で拒絶する一義。彼にコロナが明けた頃、大学からメールが届いた。遊んで暮らせる世界へというタイトルのそれに一義は疑念を抱きつつも、その言葉に魅了されて、指定された場所に足を運んだ。
その場所、学校の噴水の前にたどり着くと誰もいなかった。怪しんだが、一義は頭を突然殴られ意識を失う。
目覚めた時には自分の家の部屋と瓜二つな場所にいた。夢だったのだろうと考える中、一義の頭に声が響く。
『エントリーNo.61佐々木一義、ただちにデイリー任務をクリアしてください』
これは心に傷を負った引きこもりの佐々木一義が、プレイヤー同士で傷つけ合うカードゲームで無様に敗北し続ける中で、恐怖しながらも自身のあり方を見つめ直していく物語。