あらすじ
自分がわからない。
生きている感じがしない——
そんな私のもとに、ある夜から奇妙なお化けが現れるようになった。
お化けの正体は?
そして私とは一体誰で、なにをしようとしていて、どこに行くのだろうか?
ノイローゼの母を助けながら病弱な美人女優の姉のサポートをして生きてきた陽彩。
母の死をきっかけに、ハワイ帰りの作家の叔母の誘いで、姉とともに大学教授の家に居候することに。
そこに現れたのは、バンドマンの瑛祐だった。
医師の息子で元引きこもりの彼は、音楽をきっかけに引きこもりを脱し、音楽の力で生きづらい人の心を救うことを志していた。
瑛祐との出会いを機に、奇妙な現象が起こるようになる。
そして陽彩の中で、なにかが変わっていく——。