あらすじ
「あらまあ、いらっしゃい。現在はリテイク作業を進めていて、1日あたり1~2エピソードずつ修正・再公開していく予定なんですって。昔読んでくださった方も、もう一度読み直してみたらいいんじゃないかしら。ずいぶん読みやすくなっているみたいだから」
黒猫のミーシャは、尻尾をぴぃんと立ててそう言った。
【あらすじ】
現代日本でのほほんと暮らしていた鉄輪ナツメと斉藤雄介(ユースケ)は、
わけもわからないうちに、魔力あふれる世界「第三の箱庭」へと転送された。
ネットもねえ。サイゼもねえ。
おまけに言葉も通じねえ。
さらには二人が、この世界の万物の根源である「魔力」の影響を
一切受けない体であることが判明する。
せっかくファンタジー世界に来たのに、
ボミオスもブラインもモグレフもマカジャマも使えない。
ユースケのテンションは、だだ下がりだった。
なお、武闘派のナツメはそこはどうでもよかった。
そして、そんな特別な二人を力あるものたちは放っておかなかった。
ある者は究極の鉄砲玉として利用するために、
ある者は一方的な庇護欲から、
またある者は平和維持の観点から、
ナツメとユースケは追い回されることになる。
ところが、ある事件をきっかけに、
列強は二人の存在が途方もなく危険なことを理解する。
「取り扱いを一歩間違えれば、この世界は消滅する」
そうして彼らの出した結論は、
「争っている場合ではない。
力を合わせてナツメとユースケを元の世界へ送り返す手段を探し出す。
……それも“なる早”で!」
ということであった。
こうして、各国の首脳、伝説の魔道士、果ては力ある精霊までも巻き込んだ
世界的協力体制が確立。
つかの間の平和が訪れたのであった。
しかし、「お偉いさん方」に散々怖い目に遭わされたナツメとユースケは、
彼らの食客になるつもりはなかった。
だから、生きていくために、
自分たちで稼いで食ってゆかねばならぬ。
そこで二人は、自分たちの特異体質を活かして
「魔道探偵」なるトンチキな職業を立ち上げたものの、
世間に認知されていない職業というものは、どうにもスタートアップが難しい。
はてさて、どうなることやら……