あらすじ

「夜余《やよ》。今日はストロベリーティーにしてもらったの」 そう言いながら、私・夜那《やな》は彼の様子を伺う。 「そうなんですね。本当だ、甘い匂いがする」 ティーカップに口をつけた彼を見て少し安心した私だったけれど。 「お嬢様……」 彼は、すっとティーカップを机に置いた。 「それでは、俺を殺せませんよ?」 ドクッ。 彼は優雅に微笑む。 危険だと頭が言っているのに、体が動かない。 そんな私に満足したように、彼は立ち上がって私を後ろから抱きしめた。 彼は私の首にナイフをあてる。 ヒヤリとする感触に私は初めて震えた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/14
  • 現在の作品お嬢様、それでは俺を殺せませんよ?