あらすじ
親の再婚でできたクールな義妹・水無月雫は、俺に対して絶対に心を開こうとしない。
俺の願いは、いつか家族として打ち解け、ささやかな幸せを手に入れることだ。
WEB小説家として活動する俺には、毎日厳しいコメントを送ってくる「Kritiker」という名の天敵がいる。
的確すぎる指摘に凹みながらも、その批評のおかげで俺の小説は日に日に面白くなっていた。
ある日、俺は見てしまう。雫がスマホを片手に、俺の小説に「Kritiker」としてコメントを打ち込んでいる姿を。
彼女は俺を打ちのめしたいのか、それとも本気で作品を良くしようとしているのか。
俺は正体を隠したまま、彼女の指摘を超える物語を書き、最高の読者へと変えることを決意する。
小説の展開に、俺たちの現実の関係がシンクロしていく。果たして物語が完結する時、俺たちの関係はどうなるのだろうか。