あらすじ
変わらない日々を送っていた小説家の原沢隆義のもとに、ある日間違って荷物が届けられる。配達員に自分宛の荷物ではないことを伝え、それっきりで終わるはずだったのに、その配達員の彼──原沢弘明に振り回されていく。
ぎゅうっとさらに強く抱きしめられるのに比例して、心臓が握り潰されたように痛くなる。
今すぐ腕を離して解放してほしいのに、まだこのままでいてほしいとも思ってしまう。どうしてこんなに忙しいのだろう。彼といて心が休まる瞬間がこれっぽっちもない。
表紙絵:小湊ゆうも
短編から中編くらいの長さのお話です。