あらすじ
今日...この一日に題名はない。思い出が詰まるのはもう少し後のことだから、名前すらもまだ決まってないんだ。ただ少しでも楽しくいられれば、この次の日も笑っていられるだろうから。昨日より前のことを思い出すたびに、ここに笑みを運んでくる。そんなことが幸せと呼ばれるとき、あなたはなにをしてるんだろう?
思うと長い永い片道をガタンゴトンと揺られていた。どこへ行くんだろうと意識を傾け、ふと外に目を配ると、まだそこはトンネルの中で、その数分後に遅れて差し込んできた光を半ば鬱陶しく思いながら両目を細めて全身で感じようとしたんだ。でも慣れるとあれだけ眩しかった外は曇りで、おまけに雨が降ってる。しかも外を見ようとすると雨は、窓へ鋭く刺さってきます。僕はずっと外が見えずにいました。そうしたらなんだか怖くなって、ここから逃げようとしたんだ。でも慌てていて、転んでしまいました。どこかで笑い声が響いてる、楽しさが伝わらない笑顔には神経質が住み着いてる!
なおも、ここがどこなのかもわからないまま、それでも足早に降りようとしたんだ。だって行き先が違うことだけは分かってしまったから。