あらすじ
――穴だらけの僕を見つけ出し、その隙間を埋めてくれたのは8人の人格を持つ彼だった。
二十三歳の水野真広は、解離性同一性障害を抱えた九歳年上の恋人――居在家捧と同棲していた。探偵と助手として仕事上のパートナーでもある二人は五年前、真広がホームレス生活をしていた公園で知り合った。
ある時、捧が経営している探偵事務所に、薬事スパイ疑惑のある男を尾行する依頼が舞い込む。二人は何者かに襲われるようになるが――。
足りないものを抱えた不器用な二人のドタバタ・ラブコメディ。
【水野真広(みずのまひろ)23歳】探偵の助手で捧の恋人 ピュアで一途だが芯は強い
【居在家捧(いざやささぐ)32歳】居在家探偵事務所の所長・DID(解離性同一性障害)を抱えている 俺様スパダリ系だが優しく自己犠牲の精神に溢れている
(※以下、メモ書きです。人物は作品の中で徐々に描写していくので、読了前に知っておく必要はありません。読まなくて大丈夫です!)
【捧の中にいる7人の交代人格】
1新明さん(男)……40代前半・交代人格のリーダー・S系紳士・真広と恋愛関係にある
2顕彰さん(男)……年齢不詳・自称「雷神」・真広を溺愛している
3ハルくん(男)……18歳・ピュアわんこ・真広と恋愛関係にある
4のぶながくん(男)……普段は表に出てこない交代人格
5靖子さん(女)……50代・主婦・みんなのお母さん的存在
6カンナ(女)…17歳・ホモ嫌いの女子高生
7めいちゃん(女)……5歳の女の子・プリンが好き