あらすじ
森にぐるっと囲まれるように存在する街。そこはエルフ族が住んでいる街として有名だった。
その街で高校生としてすごす主人公エルナは、流行の発信である隣街『リュッセル』からの帰りに通る森の道で、綺麗な音を聞く。夜に響く音を不思議に思い、たどってみると、森の中で横笛を鳴らす少年ミトがいた。
2人は初めて出会ったが、エルフ族の街『エルシオン』は頑張れば歩いてでも回れる広さしかない。そのため、学校はおのずと少なくなる。そうなれば大体一度は顔を合わせたことはあるだろう、というのがあるあるだったのだが、近い年の見た目の少年の顔には、記憶の隅まで記憶にない。
少年の奏でる音を聞いていると、不思議な感覚に包まれた。神秘的な音色はまさしく“魔法”と呼ぶにふさわしい。
エルナは不思議な少年ミトに興味を惹かれていく。彼はなぜ夜の森に現れ、横笛を吹くのだろうかと。
美しく魅了する森から聞こえてくる音が紡ぐのは、悲しき恋の音色か、希望を育む恋の音色か。森とともに生きる、魔法使いエルフ達の青春と恋の物語。
表紙・挿絵提供:碧亜[link:crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNksn6p8lmWoquUDnCFqlAVs1]