あらすじ
あたしの夏休みがまるまる消えた。
文字通り、消えてなくなってしまったのだ。
もちろん、誰も信じてくれない。
あたし自身だって信じられない。
それでも、たった一人だけ。
理科の田代先生だけはあたしの話を真剣に聞いてくれた。
「先生の時間も時々消えるんです」
聞けば、それは『時間ドロボウ』のしわざなのだという。
時間ドロボウは何やら悪だくみをしているようで、あたしの夏休みをうばったのもその準備らしい。
時間ドロボウの犯行を止めるために、あたしは田代先生と協力して時間ドロボウを追いかける。
◇◆◇◆◇
半径五百メートルの日常の側面にある冒険物語です。
小さな彼女らの勇気とほんのり香るナゾをぜひお楽しみください。