あらすじ

午前四時、コンビニ脇の青いポストには「忘れたいことを回収します」とあった。半信半疑で一行を投函した僕は、翌日、写真から“君”の影が消えたことに気づく。 こぼれ落ちた記憶を集める「拾い屋」を名乗る彼女に導かれ、メモに残っていた「八月十四日、屋上」へ―― 昨年、来られなかった約束の場所。忘れたいことと忘れたくないことのあいだで立ち尽くしていた僕らは、記憶を“交代で持つ”というささやかな取引を結ぶ。 名前を呼ばず、静かに救われる夏の一瞬を描く、日常と微かな不思議の短編。

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小説を読もう2025/08/14
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