あらすじ

高校二年生の斎藤竜助は、昇降口で途方に暮れていた。 激しい雷雨に、傘はない。 周りの生徒達は傘を持つ友達と一緒に帰っていく。 「少し待つか」 そんな友達がいない竜助は、一旦入部している都市伝説部の部室へと戻った。 そこにはまだ、先輩で部長の雨宮世津子が残っていた。 彼女は、白い指先で黒縁眼鏡をクイッと上げながら言う。 「友達が遊びに来たのではないか?」 竜助は夕立の時、いつも思い出すことがあるのだ。 夏の夕立の時にだけ現れていた奇妙な友達を―― 雨は益々強くなる。 雷鳴が轟く。 ぺらり、ぺらりと捲られるページの音に、竜助はいつしか眠ってしまった。 その子がいた夏の夕立の時間へ誘われるように……

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エブリスタ
エブリスタ2021/08/01
  • 現在の作品都市伝説部の活動日記~夕立と友達~