あらすじ

中央大陸全土を治める大国ライグランドはその日、異様な盛り上がりを見せていた。理由はもちろん、勇者生誕祭が各地で開催されていたからだ。 勇者生誕祭――それは、世界を救った勇者の生誕日を祝う祭りである。しかし、祭りが始まってから千年近くが経った今では、別の意味合いの方が強くなっていた。勇者生誕祭は、選ばれた十三歳の少年少女に、世界最高峰の教育機関である国立魔法学園アテナから招待状が届く日でもあるのだ。 その日、極めて平凡な十三歳の少年ユーリアは、例年通り祭りを楽しむつもりで街を歩いていた。自身の実力を考えれば、アテナからの招待を受けるはずがないと思っていたからだ。 しかし、祭りの終盤、金色の光をまとった一羽の鳥がユーリアの住む商業都市ソメリアに舞い降りる。街の人々は誰かがアテナに選ばれたことに気づき、興奮と熱狂が街を包む。皆の視線が黄金の鳥に集中する中、ユーリアもその動きを追っていると――なんと、その鳥はユーリアのもとへ向かって飛んできて…………。 これは、とある平凡な少年の冒険譚である。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/14
  • 現在の作品魔法学園アテナ~平凡な僕と比類なき才能~